「宮本 坂口安吾　第一巻〜第十三巻」　昭和四十三年（1968年）〜昭和四十六年（1971年）の間にほぼ順番に発行された初版本です。但し、第一巻&第七巻のみ初版発行と同年の再版本となります。8ページ程の冊子「月報」が付録として付いており（第七巻には付いておりません）、書評やエッセイ等の形で当時の名だたる文芸人たちが数多く寄稿しています。また、何冊かには帯推薦文の切り取り付いています。第一巻は、三島由紀夫が推薦文を寄せています。本全集は、25年程前に古本屋から取り寄せたものです。購入当初に図書館使用と同等品のビニールカバーを取り寄せ、自分で一冊ずつカバー致しました。自宅保管してありましたが、お好きな方に手に取って頂きたいと思い、引っ越しを機に手放す事に致しました。状態は、出版から50年以上が経過しているので、それなりにシミ、ヤケはありますが、本文部分はとても綺麗です。内容、写真を良く良くご覧頂きご検討頂ければ幸いです。一巻　昭和43年4月1日　再版　第一刷・月報:高木常雄　若園清太郎　河原義夫　・帯推薦文:三島由紀夫二巻　昭和43年4月10日　初版　第一刷・月報:岡田金蔵　埴谷雄高　頼尊清隆・帯推薦文:小林秀雄三巻　昭和43年7月20日初版　第一刷・月報:瀬戸内晴美　庄司肇　江口清　大岡昇平・帯推薦文:加藤秀俊四巻　昭和43年10月5日　初版　第一刷・月報:福田蘭童　關義　きだみのる　立原正秋五巻　昭和44年5月20日初版　第一刷・月報:海老原光義　櫻井幸男　細川忠雄　小川徹六巻　昭和45年8月20日初版　第一刷・月報:田邊茂一　斉藤稔　平山信義　小林博・帯推薦文:会田雄次七巻　昭和44年2月十五15日再版　第一刷八巻　昭和44年10月15日初版　第一刷・月報:高橋幸一　島田昭男　保昌正夫・帯推薦文:檀一雄九巻　昭和45年2月15日初版　第一刷・月報:吉行淳之介　櫻井幸男　東郷克巳・帯推薦文:河上徹太郎十巻　昭和45年12月30日初版　第一刷・月報:古山高麗雄　千谷七郎　伊沢幸平十一巻　昭和44年1月10日初版　第一刷・月報:村田泰次郎　巌谷大四　林忠彦　大井廣介十二巻　昭和46年9月10日初版　第一刷・月報:鵜殿新　野原一夫十三巻　昭和46年12月25日初版　第一刷・月報:関井光男